日本協会は5日、鹿島DF昌子源(21)が右太もも裏の負傷で10日ジャマイカ戦、14日ブラジル戦に臨む日本代表への参加を辞退すると発表した。柏のロンドン五輪代表DF鈴木大輔(24)が追加招集され、今日6日の練習から合流する。

 昌子は先月27日の徳島戦で違和感を覚え、今季初の途中交代。今月2日まで別メニューで治療を続け、今節のG大阪戦に強行出場したが、フル出場後のMRI検査で内出血が判明。右太もも裏の筋挫傷で復帰まで2~3週間と診断された。試合ではマークしたFWパトリックに1点を許し「言い訳にならないし、アドレナリンが出ているので今は痛くない」と話していた。

 鈴木は4月の国内組候補合宿以来の招集。「追加でも自分にとっては大きなチャンス。長所である対人の強さ、ボールを奪う守備でアピールできれば」とクラブを通じてコメントした。