サッカー日本代表は12日、愛知県内で合宿3日目の練習を行った。

 日本代表のMF香川真司(25=ドルトムント)が、アジア杯に照準を合わせた。今合宿の2連戦は年内最後の国際Aマッチで、年明け1月には自身2度目となるアジア杯(オーストラリア)を控える。11年1月の同杯は、準決勝韓国戦(同年1月25日)で右足小指を骨折。復帰まで半年近くもかかる重傷を負った。アジア制覇の功労者にもかかわらず、優勝の瞬間を味わうことすらできなかったため次の大会への思いは強い。

 「この2試合はすごく大事。アジア杯優勝に向けて、いい手応えを得られるようにしたい。結果こそが大きな自信をもたらしてくれる」。明日14日のホンジュラス戦は中盤の左で先発濃厚で「W杯で味わった悔しさは、4年後まで絶対に忘れてはいけない」と気合十分だ。18日オーストラリア戦は、慣れ親しんだC大阪時代の本拠地長居が舞台。成長した姿を見せる。