U-23日本のメンバーが五輪出場を信じる仲間へ勝利を誓った。広島MF野津田は昨年12月に右膝を負傷して代表から外れた。広島で同期のFW浅野は、野津田と連絡を取り合っており「帰っていい報告ができるように全て出し切るだけ」。同じ21歳のDF岩波も「メンバーに入れなかった選手の分も、世界につながる試合で勝ちにいきたい」。五輪アジア1次予選をともに戦った野津田のためにも、イランには負けられない。

 野津田も21日、広島市内で練習を再開。ダッシュを行えるまで回復した。「自分も(代表の)仲間の一員。しっかりと(最終予選を)突破してもらって(本大会で)仲間に入っていきたい」と、6大会連続の吉報を待つ。