アジアのクラブ王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝が7日、国立競技場で行われる。大会初制覇を目指す浦項(韓国)と4年ぶり3度目の優勝を狙うアルイテハド(サウジアラビア)が対戦。Jリーグ勢が決勝進出を逃して入場者数が心配される中、元Jリーガーの浦項DF岡山一成(31)は6日の前日会見で、ファンに来場を呼びかけた。

 浦項ファリアス監督と並んだ会見の最後でマイクを手にした岡山は「多くの人に国立に来てもらって、ホームの雰囲気にしてほしい」と話した。12年間でJリーグの7クラブを渡り歩き、昨季限りで仙台から戦力外通告を受けた。今年7月にテスト生として浦項と契約。「この舞台に戻って来られたのは、夢みたい。アジア一になって、世界一にもなりたい」。川崎Fや仙台などではマイクパフォーマンスで人気となり、「もちろん、そのために来ましたから」と再現を約束していた。