<J1:千葉1-0京都>◇第12節◇10日◇フクアリ

 沢入ヘッドコーチのもと新体制で臨んだ千葉は、初勝利目指して序盤から積極的に戦った。4-4-2の新システムで守備を安定させ、チャンスにはレイナウドと新居のFW陣にMF陣が絡んで攻撃を仕掛けた。前半10分すぎから新居、MF下村、レイナウドらが惜しいシュート。同27分にはレイナウドが決定的なヘディングシュートを放った。新生千葉が押し気味に試合を進め、前半を0-0で折り返した。

 後半23分、千葉に待望の先制ゴールが生まれる。レイナウドの独走からのシュートは右ポストをたたいたが、フォローしたMF工藤が押し込みゴール。リードした後も守りに徹することなく積極的にプレー。京都に反撃を許さず、1-0のまま逃げ切った。千葉は今季12試合目にして、ようやく1勝目を挙げた。