元日本代表の木村和司氏(56)が、脳梗塞を患っていた。

 所属事務所の有限会社シュートが4日付で、ホームページ上に「木村和司に関して重要なお知らせ」として発表していた。

 今年1月20日に倒れ、脳梗塞と診断された。深刻な状態ではなく、現在は治療とリハビリに当たっているという。

 今後しばらく、サッカー教室や大会などへの参加は取りやめる予定になっている。

 木村氏は、81年に日産自動車(現横浜)に入社。日本リーグでは184試合44得点。J通算31試合1得点を記録し、FKの名手としてミスターマリノスと呼ばれた。94年に現役引退。日本代表では、国際Aマッチ54試合26得点をマーク。

 10、11年には横浜の監督を務めた。