清水は逆転負けで3年連続の予選敗退が決まった。

 この日は16日のリーグ横浜戦からスタメンを総入れ替え。高卒ルーキー4人が出場するなど、前半は若い力が躍動した。同20分、右クロスをFW北川航也(18)が左足で合わせて先制。ユースからトップ昇格した生え抜きのプロ初ゴールでリードを奪った。

 しかし、後半は相手のパワープレーに押し込まれ、勢いを失った。21分に同点とされると、41分にセットプレーから決勝点を献上。前半からハイプレスをかけ続けたが、最後は力尽きた。

 チームは1試合を残して予選敗退が決定。北川は「勝てていれば(ゴールは)もっとうれしかったけれど、力不足だった。すぐリーグ戦があるので練習からアピールしていきたい」と気持ちを切り替えた。