川崎Fは、柏の地で5年連続黒星を喫した。前半に高い位置でボールを奪われカウンターで失点。後半にシステムを4バックから3バックに変え、持ち味のパスサッカーを発揮するも、相手GKの好守にことごとく阻まれ、無得点で終わった。

 風間監督は「ゴールを決めきれなかったこと、普段通りの思考でやれなかった選手が何人かいた。この2点」と試合を総括した。

 後半に相手GKとの1対1を外したFW船山は「GKとの駆け引きに負けた。自分のミス。決めなくてはいけなかった」と悔やんだ。

 6月7日の湘南戦以来の先発に名を連ねたFW杉本は前半で交代。「守備で下がってボールを奪った後にどれだけ前に行けるかをテーマにおいていたけど、ダメだった」と反省していた。