甲府がFWバレー(33)の先制点を死守して鳥栖を撃破した。

 序盤から空中戦や球際の“肉弾戦”で競り勝ち主導権を握った。シュートは鳥栖の半分の6本だった。だが堅守カウンターからの少ないチャンスをものにした。

 後半21分、ゴール付近で鳥栖DF菊地直哉(30)のパスをカットしたFW阿部拓馬(27)の右クロスをファーに詰めたバレーが決めた。

 佐久間悟監督(52)は「最後まで粘り強く戦ってくれた」と選手をたたえた。