鹿島がアウェーで神戸に勝利し、首位広島に食らいつく貴重な勝ち点3を積んだ。

 先制したのは鹿島。前半25分、CKからDF山本脩斗(30)が頭で合わせてゴール右へ決めた。

 神戸は同31分、右サイドをFWレアンドロ(30)がドリブルで上がり、中央のMFチョン・ウヨン(25)、MF森岡亮太(24)とつないで最後は森岡がコースを狙ってシュートするも、わずかゴール右へそれた。

 鹿島は1-0でリードしたまま後半へ突入。同33分、途中出場のMFカイオ(21)がこぼれ球をひろい、落ち着いて左サイドからシュート。ボールはゴールネットをを揺らし今季8点目を挙げた。

 対する神戸は後半ほとんど決定機を生み出すことはできず、4連敗を喫した。鹿島とは中3日で迎えるホームでのナビスコ杯準決勝で再び対戦する。攻守ともに立て直しが必要となった。