G大阪FW宇佐美貴史(23)が、公式戦9試合連続無得点で勝利へ導けなかった。前半25分、FWアデミウソンとのワンツーでペナルティーエリア付近からシュートを放つもゴール右。同42分にも右足で強烈なミドルシュートを打ったが、バーの上だった。「自分が2つ、3つあったチャンスを決めていれば。決めきれず(相手に)決められているのが現状。シュートを枠に飛ばしていかないと、いる意味がない」と自分を責め続けた。

 2分け2敗でG組最下位。後がない状況に追い込まれた。公式戦も4連敗。J1でも厳しい状況が続いている。宇佐美は「(悪い)流れを切らないといけない。この(チームの)壁を打破するのが自分であって欲しいし、自分でなければいけない」と、思い詰めるように話した。