熊本地震の影響で活動を休止していたJ2熊本は25日、熊本市内のサッカー施設に14選手が集まり、自主トレを開始した。

 選手29人のうち、現在も県外に7人が逃れ、県内にいる22人の中には避難所生活を強いられる選手もいる。この日はスタッフ12人を交えてミニゲームで汗を流した。

 午後からは浦和GK西川、DF槙野、神戸MF田中ら他クラブから6人が駆けつけ、合同でサッカー教室を開催し、子供たち約200人を元気づけた。熊本主将のMF岡本賢明(28)は「全員で久しぶりに体を動かして有意義な時間になった」と話した。