さぁ後半戦! 仙台は今日2日、セカンドステージ第1節で川崎Fをホームに迎え撃つ。2日前の練習を足の違和感により回避していたMFハモン・ロペス(26)とFWウイルソン(31)のブラジル人コンビも合流。チームは約1時間ユアスタで練習した。

 三度目の正直だ。川崎Fとは今季、リーグ戦とナビスコ杯で対戦し1分け1敗。再開幕となる今日の本拠戦こそ勝ち点3を奪い取る。渡辺監督は「真っ向勝負」と宣戦布告。破壊力のある川崎Fに対し「逆にうちが握り返すぞと。スタンスを変えるつもりはありませんし、攻撃でも上回りたい」と果敢に立ち向かう。

 先発濃厚なDF平岡康裕(30)は出場すればJ1通算200戦達成の記念試合。「200という数字はクリアしたいと思っていたもの。まずはチームが良いスタートを切ることが大事。それに伴うよう花を添えられれば」と笑顔で話す。11年間を過ごした清水(現J2)時代も合わせ、川崎Fとは何度も対戦し「手の内は知り尽くしてる」。だが「なにげないボールやクロスにも注意が必要で一瞬たりとも気の抜けない試合になる。とにかく最後の笛が鳴るまで集中して戦う」と気を引き締めて臨む。今夏の1番星は仙台の夜空に光らせる。【成田光季】