大宮FW江坂任(24)が狙い通りのゴールを決めた。

 0-1の前半49分、MF横谷繁(29)の右CKをゴール前中央で相手DFをかわし、頭でゴールネットを揺らした。

 ゴール前でフリーでボールを受けられたことに関して「CKのマークの時に(浦和DF)遠藤選手が密着してて、審判に『見てて』と言った。その瞬間にうまく外せて、狙い通りのボールがきた。タイミングが良かったです」と説明した。練習の時からCKからの得点は狙っていた。「昨日の練習では、ドフリーで外してたのでしっかりたたくことを意識した」と話した。

 アウェーで行ったさいたまダービーを引き分け、価値ある勝ち点1を持ち帰ることになった。「守備の時間も長かったのもあったけど、あとは決めるだけ。決めきれるかが勝敗を分ける。ただ、今日はクロスへ入れる回数やペナ(ルティーエリア)に入る回数も多かったのは収穫」と手応えも得ていた。