讃岐が6月4日のアウェーC大阪戦以来、9試合ぶりの勝利を収めた。

 前半6分にカウンターからFW木島徹也(32)が右足で先制点。同41分にMF馬場賢治(31)が貴重な追加点を挙げた。C大阪の反撃を1点に抑えて、後半終了間際の危機も全員の守備で切り抜けた。

 勝利インタビューで就任7年目の北野誠監督(49)は「なかなか勝てなかったので良かった。次も大事になってくる」と気を引き締めれば、木島徹は「(先制点の場面は)パスが良かったので、あとは決めるだけでした」と振り返った。この日はクラブ最多となる観客1万1376人が駆けつけた。熱気あふれる会場の声援に押された馬場は「今日ぐらいたくさん来ていただければ、次も」と連勝を誓った。讃岐はこの勝利で6勝8分け11敗の勝ち点26で17位。