リオデジャネイロ五輪代表の東京MF中島が、リーグ戦2試合連続ゴールを決めた。前半44分、MF梶山の縦パスを受けるとドリブル。右へ流れながら放った右足ミドルシュートをゴール左へ決めた。ルヴァン杯準々決勝を合わせると公式戦ここ4戦3発と大当たりの中島は「もっと点は取れた。次は2点目、3点目を取りたい」と貪欲に言った。

 東京加入後3年目で先発試合でのゴールは初めて。昨季までのフィッカデンティ体制、今季の城福体制でも、コンスタントに出場機会をつかめずにいた。7月末に交代した篠田監督の下で、徐々に出場機会を得て五輪後初めて先発し、結果を残した。「ゴールに向かうということが大事。スピードが上がれば上がるほど相手の脅威になれる」と、この勢いでチームを引っ張っていく。