J2群馬は20日、現役時代に東京や湘南でFWとして活躍したアマラオ・コーチ(50)が、今季限りで退任すると発表した。アマラオ氏は今季、トップチームコーチに就任したが、クラブは22チーム中17位と低迷した。

 アマラオ氏はクラブを通じて「あまりうまくサポートできなかったですが、トップチームを指導するチャンスができて嬉しかったです。感謝しています。選手の皆さん、本当にみんなのおかげで楽しいサッカーを見ることができ、嬉しかったですし、僕自身も選手のときのことを思い出しました」(原文のまま)などと感謝した。

 アマラオ氏は92年、東京の前身、東京ガスサッカー部に入団し、03年まで東京でプレー。04年に湘南、05年にJFLのFCホリコシ(後にアルテ高崎)に移籍。07年4月に1度引退したが、09年にFC刈谷でコーチ兼任選手として現役復帰。14年には千葉・暁星国際高サッカー部のヘッドコーチを務めていた。