初のJ2で開幕戦を白星で飾った名古屋グランパスは次戦(4日・豊田スタジアム)でFC岐阜と対戦する。リーグ戦で初の顔合わせとなる対決は「名岐ダービー~木曽川の合戦~」と銘打たれ、ロゴも作成するなど両チームが盛り上げようとしている。風間監督は2日の練習後に取材対応し「一緒になっていい試合をしていきたい」と意気込んだ。

 今回の戦いは隣県対決という以外にもつながりがある。風間監督にとって岐阜を率いる大木監督は静岡県出身の同郷で年齢も同じ55歳。さらに次男の宏矢が相手MF陣に名を連ねている。周囲の関心は高いが「自分たちがどれくらいやれるかが第一」と淡々と勝利への思いを口にした。