昨季王者の鹿島アントラーズが、大逆転で清水エスパルスに勝利した。

 ホームの清水が先制した。前半41分、GK六反のロングボールをFW鄭大世が鹿島DFと競り合い、こぼれ球を拾ったFW金子がGKとの1対1で冷静に右足を振り抜いた。

 ボールを保持し、圧倒的に攻め込む鹿島は同36分、MF遠藤が精度の高いFKを蹴るが、清水GKがパンチング。前半は清水の1点リードで折り返した。

 鹿島は後半からDF西、FW金崎らを投入。攻勢をかけた。

 しかし清水が同26分、金子のパスからMF白崎が押し込み、追加点を挙げた。

 一方の鹿島は同29分、MF遠藤のFKから日本代表DF植田が高い打点のヘディングで1点を返した。

 さらに同34分、MF永木のパスからFW鈴木が決めて同点。同40分にも、セットプレーから金崎が決め、逆転した。

 連続失点を許した清水は、ホームでの勝利を逃した。