川崎フロンターレはMF中村憲剛(36)が腰痛で欠場したが、右ふくらはぎ肉離れで離脱していたMF大島僚太(24)が復帰した。

 試合が動いたのは前半40分。川崎FはMF阿部浩之(27)のスルーパスに抜けだしたFWハイネル(26)がアルビレックス新潟のGK大谷幸輝(28)の股抜きシュートで先制。

 後半5分には、MF長谷川竜也(23)がドリブルで2人をかわし阿部へ。阿部がFW小林悠(29)へスルーパスを送り、小林がネットに流し込んだ。後半30分には、U-20(20歳以下)日本代表MF三好康児(20)が小林につなぎ、最後は阿部がシュート。相手GKの手をかすめネットに吸い込まれた。阿部は1得点2アシストと3得点に絡んだ。

 川崎Fは、4月30日のC大阪戦は完敗したが、今週は主将の小林の呼びかけで選手間ミーティングを実施。球際や戦う姿勢などを再確認し合った。リーグ戦は4月1日の仙台戦の勝利を最後に3分け1敗と4試合未勝利。約1カ月ぶりの勝ち点3を手にした。