セレッソ大阪が、4戦全勝だったヴィッセル神戸に初黒星をつけ、首位に立った。

 前半11分にDF藤本康太(31)が右足ボレーで先制ゴールを決め、その1点を守り抜いた。神戸が31日の新潟戦で引き分け以下なら、C大阪の1位突破が決まる。

 藤本は「自分たちのペースでいけた。(リーグ戦とメンバー総入れ替えも)絶対に勝ってやる気持ち。目の前の試合に全力で臨めた」と気合十分。

 神戸とは直後の28日にリーグ戦での対戦を控え、尹晶煥監督は「メンバー(選びに)悩みがあったが、対等な試合ができた。チームとして戦う姿勢がよかった」と絶賛した。