日本サッカー協会の役員改選に伴って12日に退任する川淵三郎会長(71)の後任問題で、次期役員候補推薦委員会(川淵委員長)が次期会長候補をJリーグの犬飼基昭専務理事(65)に絞ったとの一部報道について、川淵会長は3日、大阪市内で「(日本協会理事会がある)10日まではノーコメントを貫き通す」と話すにとどめた。

 日本協会は2日、次期役員候補推薦委員会を東京都内で開き、新会長を含む新体制の案を固めたとみられる。

 新体制は10日の理事会を経て、12日の評議員会、新理事による理事会で最終決定する。