<ナビスコ杯:(4)清水3-0浦和(2)>◇準々決勝第2試合◇29日◇アウスタ※カッコ内は2戦合計得点

 清水が完封で浦和を破り、準決勝進出を決めた。試合開始早々、オウンゴールで先制すると、前半終了間際に日本代表FW岡崎慎司のヘッド弾で追加点。後半17分には、MF兵働昭弘のFKをDF児玉新が頭で折り返し、DF青山直晃が左足で流し込んで、ダメ押し弾を決めた。守備では終盤、浦和の猛攻を耐えしのぎ、長谷川健太監督は「個人で負けないこと。『球際などでは気持ちで負けるな』と、言った。いい守備をやれた」と、納得の表情だった。