J2千葉からロシアのアムカルへ移籍が決まった元日本代表FW巻誠一郎(29)が27日、千葉市内で記者会見し「結果が形として見えないといけない。ゴールを取り続けることが重要」と意気込みを述べた。

 熊本・大津高から駒大を経て、2003年に当時J1の市原(現千葉)入りした。愛着のある千葉を離れることへのつらさもあるようで「笑われるかもしれないが、このクラブは僕にとってマンチェスターUやバルセロナと同じ価値がある。また戻ってこられるように頑張りたい」と、涙を浮かべる場面もあった。

 31日の大分戦(フクアリ)の後にサポーターへあいさつし、8月1日にロシアへ渡る予定。