<J1:仙台1-1浦和>◇第12節◇15日◇宮城ス

 最初に決定機を作ったのは浦和だった。前半22分、MFポンテのヘディングのこぼれ球を拾った、日本代表MF阿部が右足でシュートしたがGKに阻まれた。さらに攻める浦和は28分、ゴール前の混戦でFWエジミウソンが頭で押し込んで先制した。対する仙台も35分、北朝鮮代表MF梁が右足で直接FKを沈めて、1-1で前半を折り返した。

 後半4分、浦和はゴール前の混戦で阿部、ポンテ、さらにポンテがシュートを3連発したが、いずれもDFの体に当たった。仙台は5分、梁が左サイドから中央に切れ込み右足で打ったが、左ポストに嫌われた。その後は浦和が一方的に攻め込んだが、FWエジミウソンにラストパスを集めながら、わずかに合わない。惜しいチャンスを何度も浦和が外し続ける形で、1-1の引き分けに終わった。