さいたま市を本拠地とする浦和と大宮が24日、福島県双葉町などからさいたまスーパーアリーナに避難している子供たちのためにサッカー教室を行った。同アリーナに隣接するケヤキ広場で72人が参加。選手たちとのミニゲームなど、約2時間体を動かした。参加者の保護者は「久しぶりに笑顔が見られました。子供たちもストレスがたまっていたようなので、このような機会を設けてくれてうれしい」と感謝。終了後には両クラブからグッズがプレゼントされた。大宮MF藤本主税(33)は「サッカーを理屈抜きで楽しんで、苦しいことも忘れてくれればうれしい」と話した。