C大阪のDF扇原貴宏(23)が25日、大阪市内での練習後、29日の今季ホーム最終戦となる鹿島戦に向け、勝利を誓った。

 前節の仙台戦では土壇場で追い付き、粘りを見せたが「結局勝てなかったんで。勝ちしか意味がなかった。引き分けたことが明るい材料というわけではない」と厳しい表情。

 次節は黒星で降格が決定。勝ったとしても、14位仙台と15位清水が残り2試合で1勝でも挙げると勝ち点で及ばない。「他力なところもあるけど、自分らは自分らが勝つことだけ考えないと」と話し、「仙台戦の後半のようなサッカーをすれば鹿島にも勝てるチャンスはあるはず」と気持ちを奮い立たせていた。