J2札幌は20日、川崎Fを退団した元日本代表MF稲本潤一(35)の完全移籍での加入を発表した。

 日本代表として02年日韓大会からW杯3大会連続出場のベテランは、クラブを通じて「自分の持っているものを全て出し、コンサドーレ札幌のJ1昇格に貢献したい」とコメントした。

 札幌ではFW中山、MF小野に続き3人目のW杯出場経験選手となる。

 G大阪の下部組織出身の稲本は1997年に17歳でプロデビュー。2001年にアーセナル(イングランド)に移籍し、トルコやドイツなどでもプレーした。川崎には10年から5シーズン在籍した。

 日本代表では通算82試合に出場し5得点。