「ツネ先生」が特別授業を開いた。神戸のDF宮本恒靖主将(32)が29日、神戸市内の練習場で選手だけを集めて2時間の熱血ミーティングを敢行した。2連敗中でJ2降格圏の16位千葉と勝ち点2差の14位。低迷脱出へ、ビデオのリモコンを握りしめ、浦和戦の修正個所をスローにして次々と課題を指摘した。

 宮本は「みんな(練習後で)眠たくなるのを我慢しながらやってました。自分で考えられる選手がそろっていかなダメ。そうしないと高いレベルの試合はできない」と向上心を求めた。MF田中は「(授業の)成果は試合で勝つことしかないでしょう」とニヤリ。次節東京戦(7月4日)で“宮本塾”の成果が出るか?