Jリーグは22日、「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ

 がんばろうニッポン!」(29日、大阪・長居)で日本代表と対戦する「チーム

 アズ

 ワン」(Jリーグ選抜)のメンバー20人を発表した。

 Jリーグ選抜に豪華な顔ぶれがそろい、チャリティーマッチは日本代表の親善試合にひけを取らない、見ごたえのある一戦となりそうだ。横浜DF中沢や名古屋DF闘莉王、神戸FW大久保らW杯南アフリカ大会の主力をはじめ、名古屋GK楢崎、横浜MF中村俊、川崎FのMF中村憲ら同大会メンバーがずらり。日本代表として出場しても遜色ないメンバーだ。

 被災地を勇気づけるメンバーも選ばれた。仙台からは、関口、梁の両MFが選出。仙台市は深刻な被害を受けており、ライフラインが復旧し始めたばかり。2人は被災者たちを励ますため、出場を決意した。

 また、岩手県盛岡市出身の鹿島MF小笠原も選ばれた。震災後には甚大な被害を受けた陸前高田市や、母校の大船渡高を訪問し、被災者たちを励ました。鹿島もスタジアムなどが被害を受け、チームは解散している。それぞれの思いをボールに乗せ、特別な試合になる。