清水DF村松大輔(21)が強行出場を覚悟した。右膝痛を抱えながらも18日の練習は午前、午後ともフルメニューを消化。9日の練習試合磐田戦に続き、アヤックス戦と2試合続けて、先発を回避したが「多少の痛みがあっても、もうやるしかない」と、23日の福岡戦(午後2時=アウスタ)への出場を誓った。

 中断期間中に1ボランチとして頭角を現し、レギュラーへ名乗りをあげた。3月下旬のU-22(22歳以下)日本代表のウズベキスタン遠征で負傷した右膝の痛みがとれず、慎重な調整を続けていた。だが、本番まで、もう時間はない。「トップでゲームに出たい気持ちは常にある。痛みは1カ月ぐらい残ると思うけど、少しでも万全の状態に近づける努力をしていく」と、しっかりとした口調で言い切った。