リーグ戦では下位に低迷している清水は今日10日のナビスコ杯川崎F戦で、石毛秀樹(18)が右MFでの先発が濃厚だ。前節鳥栖戦では今季初めて先発を外れており、その悔しさを晴らす。

 失った信頼は、ピッチで取り戻す!

 MF石毛は、公式戦2試合ぶりの先発出場に向けて闘志をむき出しにした。約1時間半の最終調整終了後「ただ出場するだけじゃダメ。先発を取り戻すためにもしっかり結果を残して、もう1度アピールしたい」と語気を強め、敵地・川崎に向かった。

 石毛は、3月30日のホーム広島戦で序盤から消極的なプレーが目立ち、前半で途中交代。続くアウェー鳥栖戦では今季初のベンチスタートを告げられた。試合は1-0と接戦を制して今季初勝利をつかんだものの、素直に喜べなかった。「チームが勝ったことは良いこと。ただ、自分が控えになったのと同時に勝った。かなり悔しかったです」と振り返る。

 ナビスコ杯では、清水は初戦の甲府戦から1分け1敗。川崎Fに敗れれば、予選リーグ突破はかなり厳しくなる。石毛は「これまで消極的になりすぎて、自分の良さが消えていた。次はサイドからがんがん仕掛けて1発かましたい。チームの勝利に貢献すれば、自分の自信回復にもつながる」と力を込めた。

 昨季、プロ初得点とニューヒーロー賞を獲得した縁起の良いこのナビスコ杯から、復調の兆しをつかむつもりだ。【前田和哉】