1次リーグ最終戦が行われた。C組ですでに決勝トーナメント(T)進出(32強)を決めていた日本代表MF香川真司(26)のドルトムントはPAOK(ギリシャ)に敗れて勝ち点10の同組2位となった。香川は先発し、後半途中に退いた。その他、田中順也のH組スポルティング(ポルトガル)、柿谷曜一朗のI組バーゼル(スイス)、内田篤人のK組シャルケ(ドイツ)など各組2位までの計24チームと欧州CL1次リーグ各組3位を加えた32チームで来年2月に決勝T1回戦を実施する。組み合わせ抽選は14日に行われる。

 ドルトムントがFWムヒタリャン、FWオバメヤンら主力をスタメンから外し、ケガのMFギュンドガンはベンチ外。先発の香川も後半21分でお役御免となった。控え中心のチームで無得点に終わったが、香川自身の動きは悪くなかった。交代時にはトゥヘル監督からおしりに「愛情キック」を受けた。決勝Tで古巣マンチェスターUと対戦する可能性がある香川は「しっかりと準備していきたい。まあ、今のマンUだったら勝てると思いますけど」と笑顔を見せた。(鈴木智貴通信員)