今大会初戦となる欧州代表Rマドリード(スペイン)が、北中米カリブ海代表クラブ・アメリカ(メキシコ)に2―0で勝ち、決勝進出を決めた。前半ロスタイムにFWカリム・ベンゼマが先制し、後半ロスタイムにFWクリスティアーノ・ロナルドが追加点を奪い、欧州王者の貫禄を見せつけた。

 Rマドリードは18日の決勝で、鹿島と対戦する。

 


Rマドリード1-0
1-0
クラブ・アメリカ

【得点者】

前半47分 ベンゼマ(Rマドリード)

後半48分 ロナルド(Rマドリード)


【後半48分 Rマドリード2-0クラブ・アメリカ】

そしてFWロナルドに待望のゴールが飛び出した!! MFロドリゲスのスルーパスから右サイドをフリーで抜け出し、追加点を奪った

後半、ゴールを決めポーズを決めるRマドリードFWロナルド(撮影・江口和貴)
後半、ゴールを決めポーズを決めるRマドリードFWロナルド(撮影・江口和貴)
後半、ゴールを決めるRマドリードFWロナルド(撮影・江口和貴)
後半、ゴールを決めるRマドリードFWロナルド(撮影・江口和貴)

【後半46分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

DFナチョがイエローカード


【後半44分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

DFマルセロのパスからゴール前のFWモラタが相手DFを外しながら右足シュート。ゴール右へ外れる


【後半42分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

クラブ・アメリカはFWアロジョが左サイドからシュート狙うもゴール右へ外れるア


【後半41分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

DFマルセロが左サイドからクロスボールを送るが、FWロナルドの頭上を越える


【後半35分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

FWベンゼマがOUT、21番のFWモラタがIN


【後半34分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

クラブ・アメリカの攻撃、左サイドのFWアロジョがゴール前へ正確なクロスボール。RマドリードDFナチョが頭でクリア


【後半29分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

FWバスケスのパスからMFモドリッチが右足シュート。GKムニョスがキャッチ


後半途中から出場したRマドリードMFロドリゲス(撮影・狩俣裕三)
後半途中から出場したRマドリードMFロドリゲス(撮影・狩俣裕三)

【後半27分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

MFクロースがOUT、10番のMFロドリゲスがIN


【後半25分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

FWロメロがOUT、11番のFWアロジョがIN


【後半20分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

DFカルバハルのクロスにFWロナルドがヘディングシュートするもミートせず、後方にはずんだボールをMFモドリッチが右足シュートで狙うもゴール右へ外れる



【後半18分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

右サイドからのFK。ゴールまで約25メートル、MFサンブエサが直接シュート狙うもGKナバスがパンチングでクリア


【後半16分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

MFイバラがOUT、31番のFWキンテロがIN


【後半15分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

FWロナルドのスルーパス、受けたバスケスが中へグラウンダーで折り返し、走り込んだロナルドが右足シュート。相手DFの胸に当たり、ピッチの外へ


【後半9分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

DFアルバラドがOUT、21番のMFゲレーロがIN


【後半7分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

Rマドリードの右サイドからのFK、MFクロースのボールからFWベンゼマが頭で合わせるがゴール枠を外れる


【後半1分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

Rマドリードのボールでキックオフ

クラブW杯準決勝のRマドリード-クラブ・アメリカ戦を視察する鹿島イレブン(撮影・江口和貴)
クラブW杯準決勝のRマドリード-クラブ・アメリカ戦を視察する鹿島イレブン(撮影・江口和貴)
観戦に訪れた日本代表ハリルホジッチ監督(撮影・山崎安昭)
観戦に訪れた日本代表ハリルホジッチ監督(撮影・山崎安昭)

【前47分 Rマドリード1-0クラブ・アメリカ】

中央からMFクロースがスルーパス。抜け出したFWベンゼマが、GKムニョスの動きを冷静に見て右足のアウトサイドでシュート。これが決まり、Rマドリードが先取点を挙げる!!

前半、先制ゴールを決めRマドリードMFバスケス(右)に祝福されるFWベンゼマ(撮影・江口和貴)
前半、先制ゴールを決めRマドリードMFバスケス(右)に祝福されるFWベンゼマ(撮影・江口和貴)
前半、先制ゴールを決めるRマドリードFWベンゼマ(中央)(撮影・山崎安昭)
前半、先制ゴールを決めるRマドリードFWベンゼマ(中央)(撮影・山崎安昭)

【前半44分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

左サイドからゴール前へMFモドリッチがスルーパス。走り込んだDFマルセロが左足シュートするもボールはサイドネットへ


【前半37分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

MFダシウバが左サイドからミドルシュート。GKナバスがキャッチ


【前半35分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

右サイドのFWバスケスのパスからFWロナルドが右足シュートも、ゴール左へ外れる


【前半33分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

ゴールまで約23メートルの位置からFK、ロナルドのシュートは再び壁に当たるも、こぼれ球を直接左足で強烈なシュート。GKムニョスが必死にセーブし、そのこぼれ球をFWベンゼマが左足でゴールネットを揺さぶるもオフサイド

前半33分、シュートを放つRマドリードFWロナルド。後方はジダン監督(撮影・江口和貴)
前半33分、シュートを放つRマドリードFWロナルド。後方はジダン監督(撮影・江口和貴)

【前半30分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

クラブ・アメリカはMFサンブエサがドリブルで左サイドを持ち込みシュートするも、ボールはサイドネットへ


【前半27分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

MFクロースが左足でミドルシュートを放つがGKムニョスがキャッチ


【前半26分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

右サイドのFWバスケスのクロスに、FWロナルドが打点の高いヘディングシュート。ボールは左ポストに当たり、こぼれ球をFWベンゼマがシュートを狙うもブロックされる

前半、ヘディングでシュートを放つもポストに当たったRマドリードFWロナルド(右端)(撮影・江口和貴)
前半、ヘディングでシュートを放つもポストに当たったRマドリードFWロナルド(右端)(撮影・江口和貴)

【前半23分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

中央から右寄り、ゴールまで約25メートルの距離からFK。ロナルドのキックは壁に当たる


【前半22分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

MFサンブエサがイエローカード


【前半21分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

ロナルドが倒されてファウルを得る


【前半21分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

MFイバラのミドルシュートはグラウンダーでレアルゴールへ。GKナバスが落ち着いてキャッチ


【前半15分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

ロナルドがスルーパスを受けて左足シュートするもオフサイド判定


【前半12分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

クラブ・アメリカの攻撃。右サイドのMFイバラからのグラウンダーのパスをFWペラルタがシュート。ボールはゴール左へ外れる


前半、シュートを放つRマドリードFWロナルド(撮影・江口和貴)
前半、シュートを放つRマドリードFWロナルド(撮影・江口和貴)

【前半11分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

ロナルドが中盤からボールを持ち込み、ペナルティーエリア外からミドルシュート。ボールはゴール左へ外れる


【前半7分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

右CK、クロースのからのボールはクリアされるが、バスケスが直接右足でシュート。ゴール右へ外れる。これがオープニングシュート


【前半5分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

左CK、MFサンブエサのキックはゴール前を固めたレアルDF陣がクリア


【前半1分 Rマドリード0-0クラブ・アメリカ】

クラブ・アメリカのボールでキックオフ


【試合開始前にシャペコエンセの選手らが乗ったチャーター機が墜落した事故を受け黙とう】


【Rマドリード】

<スタメン>4-3-3

1  GKナバス

2  DFカルバハル

5  DFバラン

6  DFナチョ

12 DFマルセロ

8  MFクロース

14 MFカゼミロ

19 MFモドリッチ

7  FWロナルド

9  FWベンゼマ

17 FWバスケス


【クラブ・アメリカ】

<スタメン>5-3-2

23 GKムニョス

2 DFゴルツ

6 DFサムディオ

12 DFアギラル

17 DFアルバラド

18 DFバルデス

7 MFダシウバ

14 MFサンブエサ

30 MFイバラ

9 FWロメロ

24 FWペラルタ

試合前に盛り上がるクラブ・アメリカのサポーター
試合前に盛り上がるクラブ・アメリカのサポーター
ウオーミングアップ中のRマドリードFWロナルド(撮影・江口和貴)
ウオーミングアップ中のRマドリードFWロナルド(撮影・江口和貴)

クラブW杯日程・トーナメント表


<大会概要>

 サッカーのクラブ世界一を決めようという考えは1950年代からサッカー関係者の間で広まり、60年から欧州と南米の王者が対戦するインターコンチネンタル杯が開催された。しかし徐々にサポーターが加熱し、ホームアンドアウェーの試合運営が困難となったため、79年大会後に中立地での一発勝負へと方向転換。81年からは日本で「トヨタ杯」として開催されることになった。

 2000年には世界の大陸を代表する8つのクラブによる「FIFAクラブ世界選手権」が初めて開催された。その後中断していたが、05年にはトヨタ杯がそれを受け継ぐ形になり、現在のようなトーナメント方式のクラブ世界選手権を日本で開催した。06年には「FIFAクラブワールドカップ」と大会名を変更。2年ごとに開催地を変える運営となり、07、08年は引き続き日本で開催。09、10年はUAE。11、12年は日本。13、14年はモロッコで開催。15、16年は再び日本開催となった。17、18年はUAEでの開催が決まっている。