マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督(54)は、15年にわたって同クラブを指揮したい意向を明かしたと、20日付の英紙サンが報じた。

 モウリーニョ監督はマンチェスターU以前に指揮したチェルシーで4シーズン目の9月で退任。Rマドリードでは3シーズン、インテルミラノ2シーズンと、これまで長期政権をしていない。就任1年目の昨季、リーグ戦は6位と奮わなかったが、欧州リーグ、イングランド・リーグ杯、コミュニティー・シールドの3タイトルをもたらした同監督は「15年にわたって(指揮を執る)準備はできていると言える。偉大な結果は安定性のもとにあると、みんな分かっている」とコメント。長期政権には必要とされる多くのタイトル獲得を誓った。

 ファーガソン元監督が退任してからモウリーニョ監督が就任する前までの3シーズンは、ふがいない成績が続いていた。しかし、同監督は「ファーガソン元監督のもと、(マンチェスターUが)成功を収めることに、人々は慣れている。モイズ元監督とファンハール前監督の後にここへ来て(私は)2季目だ。クラブが求める安定性を与えて、ここに長く在籍できたらいいと思う」と話した。