日本協会の犬飼基昭会長は15日、FIFAクラブW杯組織委員会に出席のため成田空港からスイス・チューリヒへ出発した。今年のクラブW杯(CWC)はドバイ開催されるため、開催実績のある日本はアドバイスを求められる立場。会長は「ドバイは一生懸命にやっている。ただ、求められれば助言はする」と言った。

 また前日のJ1、J2にも触れ、雪中試合となった山形-名古屋戦には「これから(施設整備など)いろんなことをやっていかないとだめだね。ただ、雪の中での試合だけに、ホームの山形が勝たないと」と感想を述べた。さらに、J2横浜FCカズの最年長得点者記録更新には「どんどん記録を伸ばしてほしい。他の選手の目標になってもらいたい。もっと得点してもらいたいね」と健闘をたたえた。

 会長は、FIFAの会議出席後、サンテティエンヌMF松井が出場予定のUEFA杯ブレーメン戦(ホーム)を視察する予定。「クラブの会長にも会って(代表戦では)気持ちよく協力してもらえるように話したい」と、バックアップを要請する考えだ。

 [2009年3月15日19時3分]ソーシャルブックマーク