アーセナルで主将を務めるスペイン代表MFセスク(24)が今季終了後に移籍金5000万ポンド(約67億6200万円)でバルセロナ入りすることが濃厚になった。22日付の英紙サンデーミラーなどが報じた。過去2年間にわたって古巣のバルサから興味を示されていたが、昨夏はベンゲル監督の説得で残留した。だが、6季連続無冠に終わったチームにしびれを切らし、移籍志願するという。

 また、契約が残り1年になったMFナスリとDFクリシーの去就問題もあり、アーセナルは今夏中にチームが一変する可能性があるという。ベンゲル監督は「主力3選手の補強を念頭に置いている」と話しており、ドルトムントMFゲッツェ(18)ブラックバーンDFジョーンズ(19)RマドリードFWベンゼマ(23)らの獲得を目指していると報じられている。