<欧州CL:トラブゾンスポル1-0インテルミラノ>◇1次リーグB組◇14日◇ミラノ

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルミラノ(イタリア)が、ホームでトラブゾンスポル(トルコ)にまさかの黒星を喫した。インテルミラノが攻勢に試合を進めたが、得点できないまま0-0で迎えた後半31分、トラブゾンスポルの左CKのこぼれ球をFWアルティントップが左足ボレー。これはクロスバーにはね返されたが、こぼれ球を中央で拾ったDFチェルスツカがドリブルで左へ持ち出し、反転しながら逆サイドを狙ったシュート。ボールはGKジュリオセザールの手をかいくぐってネットを揺らし、これが決勝点となった。フェネルバチェ(トルコ)が八百長疑惑のため、直前になってトルコリーグ昨季2位のトラブゾンスポルが繰り上がりで出場となったが、欧州CLデビュー戦でいきなり大金星を挙げた。

 インテルミラノは、後半10分に交代出場したミリトが2度得点機を得たが、相手GKの好セーブに阻まれるなど結局、得点できないまま終わった。長友は左サイドバックでフル出場。左サイドを積極的に上がるシーンも見られたが、決定機を作ることはできなかった。

 リール(フランス)とCSKAモスクワ(ロシア)は2-2で引き分けた。本田圭佑はけがで欠場した。

 この結果、トラブゾンスポルがB組の首位に立った。。