サッカーの中国スーパーリーグで2連覇を狙う広州恒大は17日、2006年のワールドカップ(W杯)で母国のイタリア代表を優勝に導いたマルチェロ・リッピ氏(64)の監督就任を発表した。AP通信によると、契約は14年11月まで。同リーグでは日本代表の岡田武史前監督が杭州緑城を率いている。

 広州恒大は30日、アジア・チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦でJ1のFC東京と対戦する。

 リッピ氏はイタリアが1次リーグで敗退した10年W杯後に代表監督を退き、その後はウクライナやサウジアラビアからの監督就任要請を断っていた。