感染症のため3月18日からリオデジャネイロの病院に入院していた国際サッカー連盟(FIFA)前会長のジョアン・アベランジェ氏(96)が退院した。21日、病院が発表した。一時は深刻な容体で、集中治療を受けていたが回復した。

 1974~98年にFIFA会長を務めた同氏は、会長時代の不正な金銭受領問題が浮上する中、昨年末に国際オリンピック委員会(IOC)委員を健康上の理由で辞任していた。