今季のACミランとインテルミラノを、20日付伊ガゼッタ・デロ・スポルト紙が徹底比較した。

 それぞれのチームに必要なものとして、インテルミラノはテクニックをつけなければならない、とした。特にサイドの選手は、ワルテル・マッツァーリ監督が指揮をとるチームのサイドの選手は縦に走ってクロスを出すという役目を負い、運動量も求められるという。1人のレギュラーでワンシーズンを終える事は出来ないことが予想されるため、先発できるレベルの選手が何人かいなければならない。そしてMFとFWの間で、相手を抜いて最後のパスを出せる人間が必要だと指摘している。

 ACミランに関しては、中盤が必要だという。6月に左足すねを骨折したMFモントリーボがすぐに出場できず、同じ特徴を持った選手がいない。FWにボールを出せる選手は、今のところフィジカルはあるが、高い質のある選手が少ないと指摘している。

 また、今季の予想フォーメーションも紹介。インテルミラノは3-5-2で、日本代表DF長友佑都(27)は左MFに入った。

 一方、ACミランは4-3-3のシステム。日本代表FW本田圭佑(27)の名前は入らなかった。