セルティックMF中村俊輔(30)が29日、グロインペイン症候群=左股(こ)関節痛=の治療手術のため、グラスゴーからミュンヘンへ出発した。「手術してちゃんと治す。開幕戦(8月9日)のベンチに入れれば」と話した。オフ中もほとんどボールを蹴る機会がなく、もともと調整が遅れていることもあり「まずみんなが1カ月かけて体をつくってきたのと同じ作業をしないと。1年通してプレーできる体をつくる」と先発復帰は焦らない構えだ。またMF水野晃樹(22)は、28日夜に右ひざ半月板損傷の治療手術を完了。チームはバルセロナから期限付き移籍でMFマルク・クロサス(20)を獲得した。(アンソニー・マッカスカー通信員)