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俊輔復帰戦でアシスト/スコットランド

ゴール前にクロスボールを上げるセルティック中村(撮影・PNP)
ゴール前にクロスボールを上げるセルティック中村(撮影・PNP)

<スコットランドリーグ:ダンディーU1-1セルティック>◇17日◇ダンディー

 【ダンディー(英国)=アンソニー・マッカスカー通信員】セルティックMF中村俊輔(30)がダンディーU戦(アウェー)に今季初出場初先発し、いきなりアシストを決めた。後半6分、グラウンダーパスをゴール前に走り込んだMFハートリーに通し、先制点を呼び込んだ。グロインペイン症候群を克服し、W杯アジア最終予選初戦(9月6日、対バーレーン)に間に合わせた。

 中村は冷静だった。後半6分、ゴール前右サイドでボールを受ける。ドリブルで持ち込みシュートを打つと見せかけ、DF2人を引きつけた。ぽっかりと空いた中央のスペースを見逃さず、左足インサイドで「打ってください」と言わんばかりの丁寧なパス。走り込んだハートリーが右足でファーポスト側へ蹴りこみ、セルティックの先制点が生まれた。休養明けとは思えぬしたたかなプレーで、役者の違いを見せつけた。

 7月30日に左股(こ)関節の手術を受けてから18日目、チーム合流4日目での今季初出場だ。後半23分に途中交代するまで68分間プレーし、あらためて鉄人ぶりを見せつけた。前半37分には右サイドから鋭いクロスボールを送り、決定機をつくった。後半10分には、FWマクドナルドに鮮やかなループパスも通した。6月22日のW杯アジア3次予選バーレーン戦以来となる実戦。周囲と息が合わないシーンもあったが、手術の影響は感じさせなかった。

 古傷のグロインペイン症候群に悩み、7月下旬に手術を決断。すべては9月6日のW杯アジア最終予選バーレーン戦に間に合わせるためだった。そして「3週間でピッチに戻る」の宣言通り、この日の戦列復帰。23日のフォルカーク戦、31日のレンジャーズ戦でコンディションを上げ、代表に合流する青写真を描いている。「最終予選までにはもっと強くなって(みんなで)集まりたい」。そういう中村の視線にブレはない。

 [2008年8月18日8時58分 紙面から]


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