<セリエA:ACミラン1-0インテル>◇28日◇ミラノ
ACミランのブラジル代表FWロナウジーニョ(28)が、移籍後初ゴールを挙げた。インテルとのミラノ・ダービーで、珍しくヘディングでゴール。開幕ダッシュ失敗のスケープゴートにされてきた補強の目玉が、宿敵との対決で1-0の勝利に導いた。インテルは、今季5戦目で初黒星。首位から4位へ転落した。昇格組のナポリが2位浮上と、予想以上の健闘を見せている。
MFカカからの右クロスに、ロナウジーニョが跳んだ。前半37分、2人のDFに前をふさがれながら、力いっぱいに頭を振った。ゴール右隅に突き刺さるボールを確認すると、抱きつこうとする仲間を振りきって走り回った。
開幕から4戦連続で無得点。チームが調子を取り戻しつつある中、1人だけカヤの外だった。存在価値を証明するには、ダービー戦は最高の舞台だった。「私はミランを勝利に導くために来たんだ」。ロナウジーニョにとって、何よりうれしい決勝ゴールだった。
信じて起用し続けたアンチェロッティ監督は、さらに上積みを期待する。「彼はまだ最高のコンディションではないが、試合に出ると決定的なものを見せてくれる」。目を覚ました新エースが、名実ともにミランの一員と認められた。


