メッシ弾でマラドーナ監督連勝/親善試合
<国際親善試合:アルゼンチン2-0フランス>◇11日◇フランス・マルセイユ
新旧「神の子」初タッグとなったアルゼンチンが、エースFWリオネル・メッシ(21)の鮮やかなゴールなどで、フランスに2-0と快勝した。ディエゴ・マラドーナ監督(48)は、昨年11月の新体制以降2連勝となった。
メッシが敬愛するマラドーナ監督に、自らのゴールで白星を贈った。後半38分にフランス陣内を中央突破。次々と相手をかわし、最後は4人に包囲されながらも左足でゴールを奪った。マラドーナ監督は「彼のプレーはとてもファンタスティックだった。まるでボールが体の一部のようだ」とわがことのように喜んだ。
北京五輪への強行出場で、昨夏バルセロナと「当面は代表招集しない」紳士協定が結ばれた。それが今回解除され、新旧「神の子」タッグがついに実現。世界が注目する中、敵地サポーターまで沸かせる美技が飛び出し、勝利もつかんだ。
昨秋マラドーナ監督は「自分勝手なプレーが多すぎる」と、あえてメッシに厳しい言葉を投げつけた。しかしこの日は、前線から積極的にボールを追い、周囲との連係を意識。ここぞという場面で「個の力」を爆発させた。そんな姿に指揮官は「技術的な部分よりも、常にボールに向かって戦っていたことがいとおしかった」と話した。
W杯南米予選は首位パラグアイと勝ち点7差の3位。3月28日のベネズエラ戦で、南アフリカを目指す戦いが再スタートする。信頼厚き「神の子」タッグが完成し、不振をかこったアルゼンチンの巻き返しがいよいよ始まる。
[2009年2月13日8時42分 紙面から]
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