<プレミアリーグ:ニューカッスル0-0ポーツマス>◇27日◇ニューカッスル
名門ニューカッスルがホームでポーツマスと0-0で引き分け、2部降格の危機に直面した。再三の決定機を迎えながら、頼みのFWマイケル・オーウェン(29)がノーゴールに終わった。公式戦で9試合連続無得点という不振のエースに歩調を合わせるように、チームは最近のリーグ戦16試合でわずか1勝。残り5試合。国内リーグ4度の優勝を誇る名門が降格圏の18位から、はい上がることができるのだろうか?
かつて「ワンダーボーイ」と呼ばれた男の姿はなかった。後半18分の絶好機に、FWオーウェンがフリーでシュートを放った。しかし、ポーツマスGKジェームズが足でセーブ。5万人近い大観衆で埋まったセントジェームズパークにはため息が漏れ、シアラー監督はベンチ前で頭を抱えた。プレミア残留へ勝ち点3が期待された試合で、またもエースは不発に終わった。
シアラー監督が就任した4月以降の4試合で、チームはわずか1ゴール。批判の矛先はオーウェンらFW陣に容赦なく向けられた。プレミアリーグ通算260得点(史上最多)を誇る同監督は「FW陣が絶好の得点チャンスを逃した。我々はその代償を支払った。決定力不足が響き、非常に残念な結果になった」と悔しさをにじませた。
オーウェンは1月10日のウェストハム戦で得点して以来、3カ月以上も得点がない。途中、不運な右足首の亀裂骨折があったとはいえ、公式戦9試合連続のノーゴール。イングランド代表からは昨年3月26日のフランス戦以来、1年以上も遠ざかり、最近は声さえかからない。何のアピールもなく趣味の競走馬の世話に没頭する姿に、元代表のFWイアン・ライト氏が「サッカーか馬か、どっちか選べ」と激怒したと報じられたほどだ。
名門再建の看板として、今季復活を期したオーウェンだが、代表スタッフが視察する前での無得点。代表復帰も、プレミア残留のチャンスも遠ざかってしまった。(春日洋平通信員)
[2009年4月29日8時38分
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