<欧州CL:バルセロナ2-0インテル>◇24日◇1次リーグF組◇バルセロナ

 2連覇を狙うバルセロナが、FWメッシ、イブラヒモビッチの両エースを負傷で欠きながらも、強豪インテルを2-0で破った。前半10分にCKからDFピケが先制点を奪うと、同26分には流れるようなパスワークからFWペドロが加点。「飛車角抜き」ながらMFシャビ、イニエスタを軸にボール支配率で圧倒し、F組首位へと浮上した。

 メッシ、イブラヒモビッチ不在という「緊急事態」も、バルセロナには関係なかった。前半10分、CKからFWアンリがバックヘッドで流したところ、DFピケが右足で押し込み先制する。同26分には、流れるようなパスワークからDFダニエル・アウベスが右サイドを抜け出し、逆サイドへクロス。走り込んだFWペドロが左足で合わせた。

 敗れれば1次リーグ敗退の可能性があったバルサは、負傷が癒えないメッシ、イブラヒモビッチをベンチ入りさせたが、不安は杞憂(きゆう)に終わった。MFイニエスタ、シャビが中盤を支配し続け、ボール保持率は59%を記録。インテルはファウルを繰り返し、いらだちをあらわにした。前半の2得点もあり、両エースは最後までベンチから試合を楽しんだ。

 グアルディオラ監督は試合前日に「メッシは(NBAの)ブルズのジョーダン、レーカーズのコービー・ブライアントみたいな存在」と例えた上で「いなくてもバルサのサッカーは変わらない」と言い切った。その言葉を実証する快勝に「チームの力を信じていた。選手が一丸となり、補ってあまりあるプレーを見せてくれた」と喜んだ。

 飛車角が抜けても、この強さ。一夜明けた地元紙は「王者の一撃」「グランディオソ(偉大)」などの大見出しを躍らせ、元フランス代表ジダン氏の「このようなレベルのサッカーをすれば、世界中に勝てるチームなんてない」というコメントまで掲載。2連覇を狙うバルサに弾みがついた。

 [2009年11月26日9時16分

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