<スペインリーグ:バレンシア1-0エスパニョール>◇2日◇バレンシア

 MF中村俊輔(31)の所属するエスパニョールがアウェーでバレンシアと対戦し、後半ロスタイムの失点で惜敗した。中村は後半15分から3戦ぶりに出場。相手の猛攻の前にボールがなかなか回らず、見せ場をつくれなかった。納得できるプレーができず、試合後の表情は硬いままだった。

 年が変わっても不完全燃焼は変わらなかった。後半15分に右MFコロミナスに代わって出場。相手の猛攻もあったが、ボールの来る回数はこれまで通り少なかった。1対1でドリブルを仕掛けてもボールを奪われるなど空回り。終盤に中央に入ってからは好パスも通したが、納得できる内容ではなかった。「(中央に入ってからは)ちょっとやりやすかった。もっと長い時間やらないと…」と話した。

 途中出場の難しさも感じている。「0-0狙いなのか、のびのびとアピールする方が良いのか…、そこら辺が難しい」と指揮官の意図をつかみきれないもどかしさがある。それでも「どっかでやらない限り先が見えてこない」と限られたチャンスを生かすつもりだ。

 6月にはW杯が迫る。「前の大会が終わって3年半が過ぎた。W杯のためにやってきたので、あと半年、1日1日を大事にして全力でやっていく」と、厳しい状況にも、最大の目標へ全力を尽くすしかない。(山本孔一通信員)

 [2010年1月4日8時36分

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