飼い犬に顔面をかまれたアルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ監督(49)が、ブエノスアイレス市内の病院を退院し、自宅マンションで静養していることが3月31日、分かった。同監督は同30日朝、愛犬のベラ(中国犬シャーペイ、4歳雌)に唇付近をかまれ、大量出血。同日、病院へ恋人に付き添われ、上唇の縫合手術を受けた。マスコミ嫌いの同監督は沈黙しているが、長女ダルマさんの恋人で広報担当のモリーナ氏は、ロイター通信に「自宅に戻り、精神的にも落ち着いている」とコメント。W杯開幕まで約2カ月と迫ったが、思わぬ形で準備が滞ってしまった。

 [2010年4月1日9時28分

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