<セリエA:ノバラ3-3カターニア>◇2日◇ノバラ

 ノバラFW森本貴幸(23)が、古巣相手に意地のゴールを決めた。ホームのカターニア戦でベンチスタート。1-2の後半13分に途中出場すると同21分、左からのFKをMFリゴーニが折り返し、ゴール前につめた森本が頭で押し込んだ。

 ノバラは3-3で引き分けたが、森本は5シーズンを過ごしたカターニアとの初対決で存在感を示した。試合後は「ボールは予測できたので、頭でも何でも入れようと思っていました」と胸を張った。

 森本は古巣では年々、出場機会を失っていった。「セリエAでプレーする選手であることを見せる」と今季、新天地に出場機会を求めた。この日のゴールは9月17日カリャリ戦以来、移籍後2点目。カターニアのプルビレンティ会長も「ウチでは子供のような感じだったが、自信がついたようだ。成長した姿が見られてうれしいよ」と喜んだ。

 W杯アジア3次予選タジキスタン戦へ向けた日本代表メンバーからは漏れたが、今後もゴールを量産してザッケローニ監督にもアピールする。【西村明美通信員】